20年に一度のヴィンテージ バローロ1998年

Ryudukiのブログに足をお運び下さいまして、まことに有難うございます。

本日はひさびさにワインのご紹介ですが、今日のワインは前回ご紹介したブルネッロ・ディ・モンタルチーノとともに「イタリアの三大ワイン」、そして時には「ワインの王様、王様のワイン」とさえ称賛される北イタリアはピエモンテ州バローロです。

バローロネッビオーロ種という葡萄品種で作られますが、法定熟成期間が長く、保存能力も非常に高いワインです。
香りは非常にすがすがしさと奥ゆかしさを伴う上品なもので、味わいも厳しいほどの辛口でありながらもタンニンの甘味や旨味を感じさせる、まさに王者然としたワインです。

ところで、今回私が特に述べたいのはこの1998年というヴィンテージです。私は長らくイタリアのヴィンテージワインを専門に勉強してきたのですが、この1998年というヴィンテージは私の知る限り、1985年という空前のヴィンテージを除けば、もっとも優れたヴィンテージで、トップクラスのワイナリーのものだといまだに飲みごろに差し掛かってさえいないという代物です。そしてこの1998年ヴィンテージに最も相応しいワインが、バローロでした。

ワインと言うものをある程度飲んでいくと、ワインの表情、あるいは印象やニュアンスというものを決めるのは、葡萄品種や産地、製法ではなく、実はヴィンテージというものであることがわかるのですが、この1998年ヴィンテージの、ほとんど時代離れした無骨さ、重々しさ、厳格さ、男らしさというのは全く比類ないものであり、そのスタイルが唯一当てはまったのがバローロでした。

逆に同地方のバルバレスコという同じ葡萄品種から作られるワインでは、まさにその1998年の特長のせいで成功することはできず、同様にトスカーナ州でもオルネッライアというワインを除けば、ほとんどのワインはその恩恵を受けることができませんでした。

もちろん、それと同様のことがほかのヴィンテージでも言え、宮廷舞踏会を思わせる絢爛豪華な1997年はバルバレスコやブルネッロ・ディ・モンタルチーノでは傑出したワインが生まれたけれども、バローロはまさにそのゴージャスさが故に特に言う事のない、というよりも寧ろ風変わりなワインとなりましたし、バッハのプレリュードを思わせる極め付けの純粋さと気高さ(そしてついでに短さ)をも秘めていた1999年は、非常に厳格な製法を踏襲するブルネッロ・ディ・モンタルチーノだけが奇跡的な成功しましたが、ほかのワインは完全にヴィンテージに支配され、バローロバルバレスコもスーパートスカーナも何もかもみんな同じ味わいになって今はすでに萎び果てているという始末でした。

まあそういうわけですので、このバローロ1998年はレストランであろうと家飲みであろうと、ほとんど間違いのないチョイスと言え、しかも高級なリゼルヴァタイプのもの(ジャコモ・コンテルノのモンフォルティーノとかアルド・コンテルノのグランブッシアなど)は、コルクの限界となるであろう2025年くらいが最もおいしい状態になっている筈ですので、ワインセラーをお持ちの方は熟成用に1ケースくらい買っても決して損はしないと思います。

それくらいおすすめです。

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是非ご賞味ください。




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