スタジオ・ジブリ「コクリコ坂から」


Ryudukiのブログに足をお運びくださり、まことにありがとうございます。

管理人のシモです。

今日のおすすめロードショーのご紹介で

スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」です。

内容は、これから観に行くという方も多いでしょうし

寧ろお薦めしたいので何も述べません。

ストーリーや見どころに関しては、ジブリオフィシャルHPでご覧ください。


さて、スタジオジブリの作品は「風の谷のナウシカ」から結構観ている私ですが

今回の作品は、いい意味で裏切られました。

スタジオジブリの作品は、私からするとずいぶん前からひどくマンネリ、或いは出鱈目になっていたり

子供騙しの極端なデフォルメ描画や意図不明なものばかりで

大人としては、がっかりすることが多かったというのが、正直なところです。

でも、今回のこの作品は、実に秀逸だと言えるでしょう。

実は取り立てて劇的な展開というものはなく、始終一貫したムードが静かに流れていくので

ナウシカ」とか「ラピュタ」のような大きな感動というものはないのですけれども

観終わった後、決して押しつけがましくない、心地よい清々しさがゆっくりと静かに長く続きます。

しかも驚くべきことに登場人物は、主役級でさえ、特別際立っているわけではありません。

実に主役と脇役が同じくらいの強さ、濃さ、太さ、大きさで描かれ、

主役は単に登場時間が長いから「ああ主役なのだ」というくらいです。

それほどインパクトが薄いのだけれども、印象としては非常に優しく、和やかで、美しく残ります。

また、それを助けているのは、非常に多くの歌が用いられているということでしょう。

坂本九さんの「上を向いて歩こう」をはじめ、多くの歌が劇中で流れ、歌われます。


最近ワインなどほとんど飲んでいないけれども、この作品をワインに譬えるならば

奇跡的に20年近く熟成したロゼワインだと言えると思います。


監督は宮崎駿氏の長男、吾朗さん。

本作品は「ゲド戦記」に続く2作目です。

しかしながら、すでに熟成し、一つの美学的な完成の域に達しています。

この人は、父親に欠けている常識的で非常に静謐なバランス感覚と繊細さをもち、

さらに絵を音楽のように捉え、扱うことができる稀有な才能を持っています。


この作品は長澤まさみさんや岡田准一さんをはじめ、おどろくほど著名な役者さんが

多数、声優として出演しています。

しかしながら、この作品は声やセリフ、音楽がなくても、

非常に心地よく鑑賞できるのではないかとさえ思ってしまうほど、優れたアニメーションになっています。

その一つ一つの絵は、非常に澄んでいて、優しく軽やか、しかも明確で、まるでピアノの音のようです。

ぜひ、皆さん観てください。

これは大人のための映画であり

もはやアニメ=未成年向きの作品ではありません。

コクリコ坂から」を錦糸町で観た後は、是非Ryudukiにご来店ください。




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